6月18日は、年長組の保育参観でした。

年長になってから初めての参観日ですから、朝からちょっとハイテンションな子どもたち。

この日まで、クラスでどんなことをしているか、お母さんにはヒミツにしていたんです。

だって、すごいね、おもしろそうね、かっこいいね、って言ってほしいんです。

 

さて、まずは、朝の会の様子を見ていただきました。

少し緊張した姿も見られましたが、元気に「あさのうた」を歌い、背筋を伸ばしてお念珠を持つ姿はまさに年長さん。堂々として見えます。

子どもたちが大好きな6月の歌の「にじ」も、手話をしながら歌いました。

クラスでの活動は、今子どもたちが興味を持って取り組んでいることを見ていただきました。

≪海のくみ≫

海のくみは、ぼうけんの森に今年生えたばかりのやわらかい破竹(はちく)を取りに行き、その竹で遊ぶことを楽しんできました。

縄跳びのようにしてゆうびんやさんをしたり、太鼓にしたりする姿が見られました。

参観日では、竹を使って保護者の方と協力をしながら笛や水鉄砲を作りました。

自分たちで採ってきた素材で、自分たちのオリジナルのおもちゃを作るんです。

水でっぽうは、これからの季節にぴったり。夏が待ち遠しくなりましたね。

≪川のくみ≫

川のくみは、葉っぱやお花をトンカチで叩いて、たたき染めにチャレンジしてきました。葉っぱによって様々な色や形が浮き上がるように出てくることを楽しんできました。中でも川のくみが取り組んだのは「色」です。葉っぱに加えて花や木の実も叩いてつぶして、出てくる色を楽しんでいました。

他にも身近なものをたたいてみたらどんな色が出るのか子どもたちと話し合い、参観日で挑戦してみることにしました。

芝草の庭になっているヤマモモの実や、パプリカなどの野菜、果物などたくさんのものをたたき染めしました。

トンカチを扱う手首の動きが、回を重ねるうちにこなれてきました。

職人さん気分です。

≪森のくみ≫

森のくみは、葉っぱのたたき染めをしていくうちに、「お部屋の中が森の匂いになった。」と匂いに興味を持ちはじめました。

参観日では、バジルやみかんの皮など匂いの出そうなものをたたき染めしました。山椒・しそ・ローズマリー・ヨモギ…など、今まで嗅いだことのない素材を前に、どんな匂いがするんだろうと興味津々な子どもたちでした。

叩き始めると同時に、それぞれのチームからふわ~っと匂いが立ち上がります。

森のくみは一瞬にして、匂い工場に大変身。アロマテラピー気分で、お母さまたち、リラックスしてくださったでしょうか。

年長組になると、全クラスが一斉に同じことをするよりも、各クラスが話し合い、自分たちの興味の幅を広げながら活動することを推奨します。ですから、クラスごとにオリジナリティーのある活動内容が増えていきます。

「なにこれ?」「おもしろい!」「もっとやりたい!!」が、保育の原点、遊びの原点です。担任の先生はその心を受け止めながら、どうしたらもっとクラスのみんなが遊びこめるか、考えて考えて、準備をしています。

年長組の参観日では、子どもたちの成長とともに、遊びの深まりや遊びを通した人間関係の深まりを目撃していただきたいと思っています。