8月6日は、原爆の日です。

広島県に生まれた私たちが、「知らない、分からない」、と無関心でいてはいけない日でもあります。

毎年、涼しくなった10月に平和記念公園に年長さんが平和学習として遠足に行くのですが、なかなか行くことができていないのが現状です。

その際に、被爆アオギリの前でみんなで「被爆アオギリのうた」を歌っていました。

6,7年前に行った際に、私が種を持ち帰り畑に植えておいたら、1年程して芽が出たものを地植えして、今では3mを超えるほどの大きさに成長しています。

そのうち、倍以上の大きさになる事でしょう。(今年初めて種が出来ていました。)

これから、アオギリの種が生まれます。

近隣でも、廿日市市役所や五日市南小学校など、様々な所で被爆アオギリを植え育てる活動が行われています。

園児達には、被爆アオギリの存在をまだ十分に伝えきれていないため、今後、機会あるごとに伝えていこうと思います。

子ども達が大きくなって、「そういえば、自分の行ってた幼稚園に被爆アオギリがあった。」と記憶にとどめておいて欲しいと願います。(自分は被爆地広島で生まれ育ったんだ、という事実です。)

(今日の様子です。)

年少さんがお部屋でカプラで遊んでいました。

私を呼びに来て、手を引いて、見せてくれました。

私の記憶違いで無ければ、「ヒグラシ」が園で見つかったの初めて?!だと思います。(確か。)

感動でした。

年少さんが、「タイヤの中にへんなんがおる。」と言いに来ました。きのこだと思われます。

今日は、幼稚園連盟主催の研修会でした。

感染を考え、私たちはオンライン研修会に変更となりました。

画像は、「紙芝居」の研修の時間です。※紙芝居の成り立ちや歴史などからお話をされました。

職員の「学び」の夏は、今週いっぱいまで続きます。(※連盟の研修会が明日1日と、幼保小連携(小1プロブレム)研修会1日です。)

金曜日に植えたモミジには、周囲に土手を作って水が溜まるようにしてみずあげをします。

「ネコジャラシ」も増殖しています。

マクワウリもどんどん実を付けています。

もち米です。

この時期の変化する様子を子どもたちに見せてあげられないので、是非、画像で見せてあげて下さい。

多くの幼稚園、保育園、認定子ども園は、街や団地の中、ビルの一室にあることがほとんどだと思います。

本園も、その限られた状況の中でいかに自然豊かな環境(量ではなく質)を創り出せるか、ということに挑戦しています。

まだまだやること(やりたいこと)はたくさんありますが、狭いなら狭いなりに、広いなら広いなりに、生き物の息吹がする、みんなの心がほっとして豊かな気持ちになれる、毎日、「幼稚園行きたい。」と職員も子どもたちも思える、そんな居場所創りをしたいと考えて、多様性のある環境創りに取り組んでいます。

 

どんなこともみんなで協力をすれば、必ず良い答えは見つかりますし、しんどい困難も乗り越えて行けると信じています。

8月5日(木)は幼稚園のことや子どもたちのことをお話をする説明会です。

聞いてみたいこと、相談してみたいこと、観てみたいことなどをギュッと1時間にまとめてお伝えさせていただきます。

お気軽にお越しください。(感染防止対応のため、要予約となります。)

(参照資料)

8月~9月子育て支援・入園説明会チラシ

☎(0829)31-1026

ほうりん廿日市幼稚園

園長 宮武 栄明